応用プログラミング演習Ⅰのヒント

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テスターの使い方

テスター(マルチメーター)の端子は黒いテスト端子をCOMのポートへ、赤いテスト端子をVΩポート(左の写真では黄色い「VΩmA」と描いてあるほうのポート)へ接続します。10Aなどと書いてあるポートは使用しません。

コンセントの電流を測る場合

 写真を撮る場合は、事故防止のために、三脚とかスマホのスタンドを使うか、誰かにシャッターを押してもらいましょう。

テスターのセレクターを「V~」にセットします。もしも数字が刻まれている場合は、コンセントの電圧をあらかじめ知っておく必要があります。日本では100Vなので100より大きい数字にセットします(写真では200)。筆者のいる海外では220Vなので、使用したテスタでは750にセットしました。

この設定を間違えると感電や火災の原因になりかねないので注意してください。課題では、この実験は必須ではないとされていますので不安であれば実施しないでください

電流(A)を測る



電流(A:アンペア)を測る場合は、左図のようにします。

電圧(V)を測る



電圧(V:ボルト)を測る場合は、左図のようにします。

マイコンを使ったものを制作する課題

この授業では、何を制作するかを指定されない非常に具体性のない課題が出される。しかしマイコンキットを購入してなにかを作らなければならないというのは変わりないので、今回は授業でおすすめしているマイコンキットのカシコい購入方法を紹介します。

Arduino uno R4 WiFi

授業で取り上げられているのはArduinoUnoR3であるが筆者が購入したときには最新バージョンのR4が出ていたので新しい方を購入した。このArduinoUnoR4Wifiというマイコンに対応できる様々な周辺モジュールが全部入りで販売されているのが今回紹介する「SunFounder オリジナルArduino Uno R4 WiFi付きエリートエクスプローラーキット」だ。これだけで課題はほぼ完了できる。

USBA-USBCケーブル

パソコンとArduinoUnoR4Wifiを接続するには両端がUSB-CのものでOKなのだが、課題のなかで電源アダプタなどの外部電源を使わず、乾電池などの電池を使うと加点されるという説明があったので、乾電池ボックスを買ってきてArduinoUnoR4WiFiの電源プラグに差し込むのも手かもしれないが、せっかくキット内にリチウムイオン電池パックが入っていたので、これを使うことにした。この電池パックはUSB-C端子をつないで充電し、別についているUSB-A端子に5Vを出してくれるものなにで、USBA-USBCのケーブルが必要なったというわけだ。

Arduino IDE

Arduino uno R4 Wifi にプログラムを書き込んだりする場合は。インターネットからArduino IDEをダウンロードして利用する。授業で紹介しているバージョンは当然古いので、最新のものをインストールする。最新のバージョンはここから入手できるので自分が利用しているパソコンの種類に応じたバージョンをダウンロードする。ダウンロードを選択するとたびたび募金を要求されるが、この開発環境は無料なので必ず支払わなければならないものではないので無視してOKだ。

Arduino IDEをインストールして起動したら、つぎにすることはArduino Uno R4 WifiをArduino IDEで使えるようにするためのサポートソフトをインストールすることです。Arduino IDEの左側にあるアイコンの上から2番めにある「BOARDS MANAGER」または日本語を選択していた場合は「ボードマネージャ」のアイコンをクリックします。

「ボードマネージャ」の上の方にある検索窓に「Arduino UNO R4」と入力して左の画像で示したモジュールを探し出して「インストール」ボタンを押します。

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