フィリピンの代表料理
ティノーラ・マノックは、シニガン、ポチェロ(牛のスープ)、サバオサイスダ(魚のスープ)などと並んで人気のスープです。フィリピンは気温が1年中30度近いので、このようなさっぱりとしていて、しかもごはんにバッチリ合うスープというのは好んで食べられます。フィリピンの代表的なスープというとシニガンスープが有名ですが、このティノーラ・マノックも大人気です。そこで今回は、このティノーラ・マノックの簡単な作り方を公開します。
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実際に作ってみた時の動画をYouTubeにUPしました! 本ブログと併せて、ぜひ御覧ください!
材料
とり肉 | 500g | 骨付きのもの |
サヨーテ | 半分 | 無ければ冬瓜、青パパイヤ、大根等で代用 |
にんにく | 5かけ | |
しょうが | 3切れ | スライスする |
青唐辛子 | 3本 | |
パティス | スプーン2杯 | |
マジック・サラップ | 小さじ3 | 水1リットルに対して小さじ3 |
黒胡椒 | 少々 | |
マロンガイ | 1束 | 無ければほうれん草などの青い野菜 |
葉唐辛子 | 適量 | あれば入れましょう、無くてもOK |
油 | 大さじ3 | |
水 | 1リットル |
作り方
※今回は、時短のために圧力鍋を使用しています。
① 鍋に油を入れて熱する
② 油が温まったら、にんにくのみじん切りを投入
③ にんにくの香りが出てきたら、ショウガのスライスを1つ投入
④ 香りが出てきたら、玉ねぎのスライスを入れてよく炒める
⑤ 炒めができたらとり肉を投入する
⑥ とり肉の表面の色が変わったら、水を投入
⑦ アクを取りながら加熱する
⑧ アクが取れたら黒胡椒を投入
⑨ 圧力鍋の蓋をして5分加圧、加圧後20分置く
⑩ 20分たったら、サヨーテ、パティス、マロンガイ、青唐辛子を入れる
⑪ 再度蓋をして5分加圧する
⑫ 5分経ったら、火を止めて蒸気が出てこなくなるまで放置する
できあがり!
作り方のヒント
サヨーテが無い!
サヨーテは、冬瓜のような食感で、値段も安く、日持ちもして、味噌汁や煮物に入れても美味しいので、すごくオススメの野菜で、フィリピンのスーパーには絶対置いてありますが、さすがに日本ではなかなか手に入りにくいかもしれません。そんなときは、冬瓜、青パパイヤ、大根などで代用しましょう。実際、フィリピンの別の地域では、サヨーテの代わりに、青パパイヤを入れうところもあります。
マロンガイが無い!
これもフィリピン特有のものかもしれませんね。うちの庭にいやというほど生えてるんですが・・・。笑。ない場合は、青い野菜で代用してみてください。ほうれん草、葉唐辛子、などが良いと思います。
PATISが無い!
これもフィリピンなら普通にスーパーで買えるんですが、日本には無いかもしれません。そんなときは、タイのナンプラーか、日本で売っている魚醤を使いましょう。
マジック・サラップが無い!
これは、絶対日本では手に入りにくと思います。そんなときは、クノールのチキンスープの素に、塩と味の素をちょびっと入れてみてください。近しい味になります。