日本本土四極端とは・・・
日本の離島を除く本土の四極(東西南北)の端っこに行くと、証明書がもらえるというもの。
その4極とは
- 最北端・・・北海道・稚内市・宗谷岬
- 最東端・・・北海道・根室市・納沙布岬
- 最南端・・・鹿児島市・南大隅町・佐多岬
- 最西端・・・長崎県・佐世保市・神崎鼻
の4地点です。
北海道はどちらも路線バスが(本数は少ないですが)出ていて、ほぼ目の前まで行けて、道路も平らなので、体力的には問題なく行けると思います。最南端の佐多岬は、一番近い駐車場まで観光巡回バスが1日1本しかないので、レンタカーでも借りて行くしか無いうえに、最寄りの駐車場からは山道を30分ほど歩かなければなりません。最後の佐世保の神崎鼻は、佐世保駅からバスで最寄りの「神崎入り口」まで行き、そこから徒歩で30分歩き、岬の駐車場に着くと、そこから展望台まで数分ですが急な上り坂があります。岬へは途中から階段を降りていきます。
総じて北海道の2極はバスで楽に行け、極の到達証明書も岬でゲットできます。九州の2極は多少の体力を要し、神崎鼻の到達証明書は岬から少し離れた場所に行く必要があります。バスで行く場合は、佐世保駅の中の観光情報センターが一番楽に取得できます。
最北端・北海道・稚内市・宗谷岬
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いざとなれば稚内空港へ飛行機で行ってしまえばすぐゲット可能なのが宗谷岬です。たぶん関東から遠いのですごい秘境というか行っちゃいけない土地のように感じている人も多いかもしれませんが、電車のアクセスも時間はかかるものの悪くはないです。札幌→旭川→稚内といった感じで特急電車を乗り継ぐだけ。もしくは飛行機。
ちなみに、稚内には、もう1つノシャップ岬というのがあって、夕暮れ時などは夕陽がすごくきれいで、遠くに利尻富士などが見えて、最高の景色を楽しめます。このノシャップ岬のほうは、宗谷岬とちがって、JRの稚内駅から15分間隔くらいで路線バスが出ているので、好きなときに好きなタイミングで行くことができます。
ちなみに、稚内ではすべてが「最北端」です。最北端のマクドナルド、最北端のエネオス、最北端の神社、最北端のすき家、なんでもありです。
そして、やはり、名物塩ラーメンの「青い鳥」さんへ是非行ってください。すごくおいしいです。
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最東端・北海道・根室市・納沙布岬
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「北方領土今すぐ返しやがれ」みたいな、ものすごく気合の入った場所です。関東のほうから来ると、ちょっと引くくらい激しい口調のスローガンがあちこちにあります。まあ、それだけ北方領土にゆかりの深い人が多いのでしょう。真剣度合いが違います。肝心の納沙布岬へは日に何便かの路線バスがJR根室駅から出ています。最東端の証明書は、岬のところにある北方領土資料館みたいな建物の中か、根室のバスターミナルの中にある観光案内所でも配布しています。
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最南端・鹿児島市・南大隅町・佐多岬
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鹿児島に宿をとって、いちばん気兼ねなく行こうと思ったら、やはりレンタカーでしょう。他には、鹿児島から電車で指宿(いぶすき)まで行き、指宿港から根占(ねじめ)港へフェリーで渡ったところで「佐多岬観光周遊バス」に乗って行く方法があります。この周遊バスは朝9時に根占港を出発する1便のみの運行で、佐多岬へ行ったあとはいくつかの観光名所を回って、午後の3時くらいに根占港へもどってくるコースになっています。
筆者は、東京から飛行機で鹿児島空港へ行き、そこから鹿児島市内への直通バスで鹿児島中央駅まで行き、駅にくっついている「JR九州ホテル鹿児島」に宿泊し、そこから歩いてすぐのニッポンレンタカーで車を借りて、桜島フェリーで桜島へ渡って桜島を見て、佐多岬へ行き、帰ってくるというコースで行きました。所要時間は朝九時にレンタカーを借りて、午後5時にレンタカーを返却しました。
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最西端・長崎県・佐世保市・神崎鼻
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ある意味一番放置プレイな極端の地・・・バス停も遠いし電車との乗り継ぎもあまり良くない。証明書は歩いては行けそうにない場所にしかない・・・。しかし、最西端から見る景色は絶景でした。四極端最後の地がここ神崎鼻になり、展望公園のベンチで一人で缶コーヒーで乾杯。
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4つの極端証明書を集めると・・・
4つの日本本土四極端の到達証明書を集めて裏返すと・・・
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さらに次の目標になり得る情報
日本本土最西端の地佐世保と、北海道の玄関口の1つ函館には、第三セクターの運営する鉄道路線があります。これは「鉄印帳」なる鉄道駅の御朱印帳みたいなものに書かれている40の路線に入っています。指定の鉄道駅へ行って御朱印ならぬ鉄印をもらって歩くわけです。今回、佐世保市の「松浦鉄道」の日本最西端の駅「たびら平戸口駅」で鉄印帳のことを聞き、早速鉄印をもらってきました。帰りは大好きな新幹線で福岡から帰ることを決めていたので、ついでにもう1つの路線「甘木鉄道」の甘木駅でも鉄印をゲットしてきました。今後このブログで紹介していきます。
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