スパイスカリーを作る前に準備するもの
スパイスカリーを自作するには、いくつかのスパイスと、調理器具を準備しなければならないので、ここで紹介しておきます。
その1調理器具編
グレービー用テフロン加工鍋
テフロン加工された鍋物をやるときの鍋です。フライパンでも構いません。これがたまねぎを炒めるときにちょうどいいんです。バリエーションも豊富で18cmで1人前、20cmで2人前、24cmで1家族分くらいの大きさです。
小型チョッパー
ちいさなチョッパーです。にんにくやショウガなどを一瞬で細かくみじん切りにでき、刃の部分がカンタンにとれるので、使う直掩までそのまま小皿として材料を入れておけます。
調理用なべ
ふつうの鍋です。ベジブロスを作りながらグレービーを作るために最低1つ必要ですが、2つあると完成形を作るときに便利です。写真はソテーパン。マルチに活用できる便利鍋です。
その他のあると便利な調理器具たち
スパイスを砕くのに便利なツール
大きめのホールスパイスなど出来上がっていざ食べるときに噛んでしまうのが嫌な人もいますので、これでホールのスパイスは砕いてから使います。
絶対必要だから用意しといたほうが良いものたち(笑)
スパイスの量を測ったら、パウダー状のスパイスと、ホール(種ごと)のスパイスを分けて準備したいところです。筆者は、餃子のタレを入れたり、そうめんの薬味入れに使っている小皿を2つ拝借して使っています。
この軽量スプーン(小さじ)、ぱっと見は小さじの2倍位の量が入りそうに見えますが、ちゃんと小さじ1杯です。無印良品で売ってたんですが、液体やスパイスを計るときにすごく使いやすく、実際筆者はこれを計量以外にも、いろいろな用途で使っています。あると便利です。
スパチュラ類
テフロン加工された焦げ付きにくい鍋でグレービーを作る場合は、シリコンのヘラが便利ですが、普通の鍋で作る場合は、焦げを削ぎ落としながら炒められるように、木べらもあると便利です。
その2スパイス編
スパイスカレーになくてはならないスパイスたちをご紹介いたします。大量にスパイスを買っても使いこなせなければ意味がありませんので、最初はすこしコスパはよくないですが、小売されているものを集めてみてはいかがでしょうか。
パウダーで使うスパイス
- ターメリック・・・・・カレーに黄色い色をもたらします
- クミンパウダー・・・・味に深みをもたらします
- コリアンダー・・・・・パクチーのタネ。カレーに芳醇な香りをもたらします
- ブラックペッパー・・・主に食材のニオイ消しや香り付け、辛味に貢献します
- ガラムマサラ・・・・・カレーに深い香りをもたらします
- カイエンペッパー・・・カレーの辛味の主役です
ホールで使うスパイス
- カルダモン
香りの王様と言われるスパイス。
爽やかな香りとほろ苦いスパイシーな味をもたらします - マスタードシード
香りや辛味の他にも食欲や消化の増進などの体に良い効能が多くある - クミン
味に深みをもたらす。
当ブログのカレーではいちばんたくさん入れているスパイス。 - オールスパイス
シナモン、クローブ、ナツメグをあわせたような上品な香りがつくことから命名された香り高いスパイス。そのため、当ブログでは、テンパリング時にシナモンを入れません。
あるとうれしい調味料
- ギー
牛乳や水牛の乳や無塩バターなどを煮詰めて水分や蛋白質を取り除いて作られる調味料。多目的に使用でき、芳醇な香りとうまみをもたらします。 - カスリメティ
魚料理やトマトに合わせると良いハーブ。カレーのグレービーにはトマトを使うため、非常に相性が良い。香りをひきたたせるために、カレーをサーブする寸前で振りかけると良いが、グレービーの完成時や魚の仕込み時など、どのタイミングで使っても美味しい。パウダーではなくリーフを使う。
スパイスを仕入れられるお店
カレー作りを趣味にすると、すぐにスパイスがもっと必要になります。そういう場合は、専門店へ行って仕入れれば、お安い値段で大量に仕入れることができます。カスリメティやバスマティライスなど普段スーパーなどで売っていないようなものでも専門店にいけば仕入れることができます。
そうなるとスパイス入れがほしい
そうなってくると本式のスパイス入れが欲しくなりますね。インドの動画などを見ていると、こんな感じのスパイスコンテナなるものを使っています。
でも、こんなん毎日使います???スパイスカレーに心底惚れ込んで、インド人みたいに毎日3食カレーを調理するのであれば、こんな便利なもんはないですけど・・・(汗)。
まあ、せいぜい・・・こんな感じのきっちりフタが閉められるコンテナあたりが便利なのかもしれませんね。
ちなみに筆者は最初のうちはこんな感じで全部ひとまとめにして毎回探し回らなくても良いようにしてました(笑)