フィリピンのAmazon.com

post-123-2021-02-26-0003

フィリピンでオンラインショッピング

日本では、オンラインショッピングなんて当たり前で、注文したその日とか、翌日に配達してくれるケースも普通になってきていますが、フィリピンではまだそこまでサービスが行き届いていません。しかし、最近、画期的なオンラインサービスが出来て、フィリンピンもそれなりに便利になってきています。今回は、フィリピン版アマゾンともいえる「Lazada」と「Shopee」をご紹介します。   

Lazada

post-123-2021-02-26-0002

Lazadaは、東南アジア地域でアマゾンドットコム型のビジネスを展開している、2012年シンガポールで起業したドイツの企業グループです。現在ではアリババの資本も入り、広く東南アジアの国々でオンラインショッピングビジネスを展開しています。現地の人は「ラザーダ」とか「ラザダ」と発音しているようです。

Lazadaの得意分野

Lazadaは、パソコン関連、ゲーム機、電化製品やDIY、日曜大工、ガーデニングなどの分野でShopeeよりも多くの商品を扱っているイメージです。

Shopee

post-123-2021-02-26-0001

Shopeeは、シンガポールの電子商取引プラットフォームであり、2009年にフォレスト・リーが設立したSeaグループの傘下。Shopeeは2015年にシンガポールで最初に立ち上げられ、その後マレーシア、タイ、台湾、インドネシア、ベトナム、フィリピン、ブラジルへと事業を拡大した。 ウィキペディア

Shopeeの得意分野

Shopeeは、衣料や女性が好む製品でフィリピン人から支持されています。外国人の筆者などからすると、商品を検索したときのヒット率はLazadaに及ばないものの、ちょっとした服などを買う場合は、こちらのほうが使いやすいイメージがあります。

まだまだ向上の余地があるサービス

 Lazada、Shopee両方に言えることですが、注文を受けておきながら何の連絡もなく勝手にキャンセルされたり、ぜんぜん使えるクレジットカードがまるで担当者の気分で決めているかのように使えたり使えなかったり、3日で到着すると謳っておきながら1ヶ月以上かかったりすることがあります。注文の時点では、送料が激安になりますみたいな表示をしておいて、いざ注文画面にきたら、商品よりも高い送料が出てるとか、ですので、日本でのアマゾンや楽天、よどばしのようなオンライン・ショッピングサイトの、決済、配送、カスタマーサービス、すべての面でのすばらしいクオリティをフィリピンに求めるのは・・・未だ時期尚早ですね。ようやくネットでの買い物ができるレベルになってきたという段階です。


Service Quality

使い勝手を謳歌しよう

筆者が助かっているのは、レーザープリンターのトナーなど1年に1回程度しか買わないけど、絶対に必要なものを探し回らなくて良い点です。モール内のコンピュータショップに電話して聞くと、なんでも「在庫あります」と言うくせに、いざ言ってみると、ぜんぜん違う型番だったりなんてあたりまえのフィリピンですから、いつも苦労していたのですが、Lazadaが使えるようになってきてからは、便利に使わせてもらっています。

フィリピンならではの落とし穴も

 まあ、良いことの多いオンライン・ショップですが、1つだけ注意してほしい点があります。それは、商品の写真をうのみにしないことです。あるとき、家の外で使うテーブルを注文したら、異常に小さいものが届いたので、なんだこりゃあ!と思って、もういちどよく商品ページをみたら、アウトドアテーブルのカテゴリの中に、ジオラマなどの模型用の超縮小プラスチックモデルのテーブルだったとか、ドリンクホルダー付きのアウトドア用のイスを注文したら、どう考えても、安物の「ドリンクホルダーとしても使えると思いますよ」みたいな「だれもカンタンに椅子に取り付けられるとは言ってないでしょ」みたいな代物だったりします。
 ですので、商品の説明、サイズ、重量、利用者のコメントなどを注意深く読む必要があります。この椅子の場合は、あとで商品ページを見てみたら、どうみても椅子とカップホルダーの写真を合成したようなもので、よく見ればわかるものでした。しかも、その商品のコメント欄に星1つのコメントが多数・・・・。よく読むべきでした。笑。      

タイトルとURLをコピーしました